小銭入れ
スナップボタン開閉
サイズ:H8×W8.5 cm
エルメスの革、レザーの違いをご説明します。
【ヴォー エプソン】競馬で有名なイギリスの南東の街の名を取っています。繊細で規則的なグレインは機械加工プリントによるもので、 美しいデリケートなツートーンが際立ちます。
コレクション初登場:2004年
外観:規則的なスモールグレイン、やや光沢あり、ムラなし、深い色合い
タッチ:ドライ、微妙な凹凸のあるグレイン
ハンド:丸み、ハリ
経年変化:型崩れしにくい、傷に強い、使用が顕著な部分のグレインが薄まる
【ヴォー・マダム】
エプソンに似ていますがもっと班が細かく、ガラス加工が施されていなく、柔らかな質感です。
【ヴォー・エヴァー】
2013年に登場した比較的新しい素材。張りがありやや硬めの手触りとマット感が男女共に人気。財布などの小物に使われています。
【シェーヴル・ミゾール】
産地であるインド南部の街ミゾールから名付けられました。型押し加工による特殊グレインが特徴です。レザーを巻き込んで、表面と表面を重ね合わせてグレインを方向付ける加工です。一方向だけでなく、複数の方向に細いラインをつけることもできます。
コレクション初登場:1990年代
外観:不規則ながら調和のとれたグレイン、軽い光沢を持つヤギ革の持ち味が特徴
タッチ:どちらかといえばドライ、時とともにやわらかくなる
ハンド:ソフト
経年変化:やわらかくなる、艶を帯びる
【ボックスカーフ】
牛革の頂点に君臨するといってもいいほどの素材であります。カジュアルな装いというよりはどちらかというとフォーマルな装いに適している素材であります。
エルメスの素材として牛革は非常にポピュラーで、フランスでは牛の成長や性別によって呼び名が変わります。
ボックスカーフは、生後3〜6ヶ月の雄仔牛の革で目が細かく、表面にガラス加工でツヤ感を出し、水シボという一方向へ流れる繊細なシワも見られます。
動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除きやわらかくなる「なめし液」に浸す時間を短くすることで高価な革の質感と硬さを出しているのが特徴です。
1890年代のイギリスの靴職人ジョセフ・ボックスの名前に由来しているそうです。持っていると重厚感や高級感を醸し出しその日のスタイルをぐっとエレガントに仕上げてくれます。丈夫で傷がつきにくく、安心して持ち歩いていただけます。